なぜ、嫌いかと言うと症状の原因をカウンセリングしつつ、痛み止めや炎症を止める表層的な対応をするところである。
カウンセリングは、自分で当然できるし(医者のカウンセリング能力にもよるかもしれないが、まともなカウンセリングはされたこと無し)、結局消炎剤を処方されるなら、最初から薬局に行った方が早い為、診察は時間の無駄でしかない、と思ってしまう。
俺にとっては、薬局には売っていない、強い薬を処方してもらいたい時にのみ行く、という扱いだ。
腰痛が膝まで来てしまった為、どうにかしなければいけないが、前述の通り、病院は湿布(定番のモーラステープ)をもらっておしまいだろうし、すでにモーラスは貼っている。
そこで友人に勧められたカイロプラクティックへ。
双葉にある、よしおかカイロプラクティック研究所というところだ。
結論から言うと、ここはとても良かった。
カイロプラクティックをざっと説明すると、筋肉の緊張をといて、骨格を正常な位置に戻す、ということかな。
先生に聞いても明確な定義がないらしく、俺の個人的な解釈です。間違ってたごめんなさい。
まぁ、正解がないから正解も間違いもないのか。笑
そこの先生は完全自己流らしく、不思議な指使いで俺の筋肉に刺激を与えて行く。
ちなみに、俺は自己流ほど信頼できるものはないな、と思っている。
マニュアル通りに事をこなしても、全てがマニュアル化されたものなど存在せず、要所要所、見るべきポイントや判断は自分で決めるしかない。
そこから、どうすればベストに近づけるか、と考えれば結局、自己流が最短の最善となるハズである。
カイロプラクティックに限らず、全ての仕事、行動でもそうだと思う。
性格や体格の同じ人間が1人としていないのと同じように、自分のベストは自己流となるのが自然かな、と。
ひとつ例を出すとイチローのバッティングとか。
最初の2回くらいはあまり効果を感じなかったが、1時間フルに施術してくれて4000円は非常に良心的だなと思った。
店の雰囲気も良く、仮に効果がこのまま無かったとしてもエステ感覚で気分を楽しむのもありだな、と思わされた。
週1回のペースで5〜6回ほど通った頃、一生付き合って行かなければいけないのかなーと思っていた腰痛から、いつの間にか解放されていた。
しかし、膝は痛いままだった。
その後、先生は痛む右足を重点的に施術してくれたが、あまり改善しなかった。
ある日、先生が完璧に手応えあったっぽいことを言った。
先生の表現を引用すると「今日は大分緩んだ」。俺も何回も通っていたので、この感覚は自分でもわかるようになっていた。笑
確かに手応えがあった。
これだけ緩んでまだ痛いようなら、膝自体が悪いかもしれない、と、先生も俺も思った。
翌日、早速痛かった。笑
そして次の来院時、俺の歩き方を先生は見た。先生は痛む方の足を見て、真っ直ぐに伸びすぎている。
膝の半月板を損傷している可能性があるかも。
病院でMRIを撮ってもらってみたら、と言った。
確かに自分の調べでも、半月板が怪しいなと、思っていたところだ。
行きたくないけど、病院に行くしかないかぁ。